2012年 02月 20日
ダゥエーに行きましたーその一 |
ダゥエーに行ってきました。
と言っても地球の歩き方にも載っていないしミャンマーに詳しい人でもあまり知らないと思います。
ミャンマー地図を見るとマレー半島にしっぽのように垂れ下がっているところがあります。
半島を二分して西側がミャンマー、東側がタイ、南下するとマレーシア、先端がシンガポール。
ダゥエーはヤンゴンから飛行機で約一時間、陸路で行くのは難しいそうです。
イギリス統治時代の交易の拠点でもあり、太平洋戦争時にはビルマ侵攻の日本の拠点の一つでした。
今でもイギリス時代の建物が沢山現存しています。
イギリスのそれと違って日本が植民地とした跡をみることはありませんでしたが、日本軍の蛮行を語る方の出会いでは申し訳けなくてどうしたらよいのかとても複雑な気持ちになりました。
観光地ではないので日に不定期便を含め数便の運行。

今までミャンマー各地の空港に降りたったけれど、入国審査を受けるような独特の雰囲気

ダゥエー滞在中の足はすべてこのバイク、車の借り上げ費は高くて台数もあまりないそうです。

たぶん一番上等なゲストハウス。料金が高い割にはいまいち。

1943年に建設され直後に日本軍の侵攻で日本人学校に流用されたイギリス時代の庁舎。

どこに行くのもタンシン君とタンデム、彼はこの地で実業家として活動しているので結構忙しい、私は疲れる。

軍政を賛美する群像、陸海空の兵士が各民族の先導するモチーフ。政治体制が変わっていく中でこの像はどのように扱われていくのか見届けたい。

この地でも、絢爛豪華なお寺とパゴダがあふれている。
ミャンマー国中でどれほどの資産が投入されているのか、貧しい人たちの寄進が支えている。

とても素晴らしく綺麗な所があるとタンシン君が連れて行ってくれた海岸。筑波山のような山陰が見えた。

潮が引き天と地が一体となる。どこまでも続く松林、未だかつて見たことのない不思議空間に身を置く。
多くの人に知られないままがよい、と身勝手に思う。

アンダマン湾に沈む夕日、聞こえるのは沖を行く漁船のかすかな発動機の音だけだ。

漁船で網繕いをしていた漁師と話しをするタンシン君のシルエット

人工物はこれだけ、ここで夕食をとることにする。

あばら屋のレストラン?の親父さんに鯛とイカと伊勢エビを調理してもらう。

いつもスキップしているような明るい娘さんが店を手伝っている。

続く・・・・・・・・・・
と言っても地球の歩き方にも載っていないしミャンマーに詳しい人でもあまり知らないと思います。
ミャンマー地図を見るとマレー半島にしっぽのように垂れ下がっているところがあります。
半島を二分して西側がミャンマー、東側がタイ、南下するとマレーシア、先端がシンガポール。
ダゥエーはヤンゴンから飛行機で約一時間、陸路で行くのは難しいそうです。
イギリス統治時代の交易の拠点でもあり、太平洋戦争時にはビルマ侵攻の日本の拠点の一つでした。
今でもイギリス時代の建物が沢山現存しています。
イギリスのそれと違って日本が植民地とした跡をみることはありませんでしたが、日本軍の蛮行を語る方の出会いでは申し訳けなくてどうしたらよいのかとても複雑な気持ちになりました。
観光地ではないので日に不定期便を含め数便の運行。

今までミャンマー各地の空港に降りたったけれど、入国審査を受けるような独特の雰囲気

ダゥエー滞在中の足はすべてこのバイク、車の借り上げ費は高くて台数もあまりないそうです。

たぶん一番上等なゲストハウス。料金が高い割にはいまいち。

1943年に建設され直後に日本軍の侵攻で日本人学校に流用されたイギリス時代の庁舎。

どこに行くのもタンシン君とタンデム、彼はこの地で実業家として活動しているので結構忙しい、私は疲れる。

軍政を賛美する群像、陸海空の兵士が各民族の先導するモチーフ。政治体制が変わっていく中でこの像はどのように扱われていくのか見届けたい。

この地でも、絢爛豪華なお寺とパゴダがあふれている。
ミャンマー国中でどれほどの資産が投入されているのか、貧しい人たちの寄進が支えている。

とても素晴らしく綺麗な所があるとタンシン君が連れて行ってくれた海岸。筑波山のような山陰が見えた。

潮が引き天と地が一体となる。どこまでも続く松林、未だかつて見たことのない不思議空間に身を置く。
多くの人に知られないままがよい、と身勝手に思う。

アンダマン湾に沈む夕日、聞こえるのは沖を行く漁船のかすかな発動機の音だけだ。

漁船で網繕いをしていた漁師と話しをするタンシン君のシルエット

人工物はこれだけ、ここで夕食をとることにする。

あばら屋のレストラン?の親父さんに鯛とイカと伊勢エビを調理してもらう。

いつもスキップしているような明るい娘さんが店を手伝っている。

続く・・・・・・・・・・
by MINGARANOKAZE
| 2012-02-20 16:25
| 戦場の記憶